明日は何の日? 1/5
1月5日は、「魚河岸初競り」の日
各地の魚河岸(うおがし)で競(せ)りが開始される日。「初競り」は、その年初めて行われる市場での競りを意味する。「魚河岸」は、魚市場のある河岸、または魚市場を意味する。江戸時代から東京・日本橋付近の河岸に魚市場があったことに由来する。これに由来して、東京・築地にあった東京都中央卸売市場(築地市場)の通称としても用いられる。「魚河岸初競り」では、新年の初物として御祝儀相場が付けられる。2018年(令和30年)築地市場から豊洲市場に移転。 中部小 御用始め
12月29日から1月3日までの年末年始休業がおわり、本日1月4日から中部小も御用始めとなりました。写真の通り、雲1つない澄み切った青空で、御用始めとなりました。
2023年(令和5年)の干支は、「癸・卯(みずのと・う」の年にあたり、「癸」「卯」のそれぞれの意味から、「これまでの努力が実を結び,勢いよく成長し飛躍する」年になると言われています。 今日は何の日? 1/4
1月4日は、「御用始め・仕事始め」の日
官公庁では「御用始め」とも呼ばれ、年末年始の休日が明けて、その年の最初の事務を執ることを意味する。また、多くの民間企業でもこの日が「仕事始め」となる。古くは1873年(明治6年)から、官公庁は12月29日から1月3日までを休暇とすることが法律で定められており、1月4日が「仕事始め」となる。現在では1988年(昭和63年)に施行された「行政機関の休日に関する法律」により定められている。また、裁判所については「裁判所の休日に関する法律」、地方公共団体については「条例」において定められている。官公庁や企業において、年始に「仕事始め式」、年末に「仕事納め式」が実施される場合もある。一方で、近年では「働き方改革」の一環として、年末年始に連続休暇が取りやすいように、これらの式を廃止する動きも見られる。 「世界点字デー」 視覚障害者の権利を守る目的で設立させた世界盲人連合が制定。国際デーの一つ。英語表記は「World Braille Day」。2000年(平成12年)11月に開催された世界盲人連合総会にて議題に登り採択された。その後、2018年(平成30年)12月の国連総会において承認された。コミュニケーション手段としての点字の重要性に対する認識を高めることが目的。記念日の日付は点字表記を完成させたフランス人のルイ・ブライユの誕生日にちなむ。英語とフランス語で点字は「braille」と呼ぶが、これは彼の名前に由来する。ブライユは5歳の時に両目とも失明し、10歳でパリの王立盲学校に入学した。点字を発明したのはわずか15歳頃であり、視覚障害者に新たな希望を与えた。以降、ブライユはその改良に務めた。ブライユは肺結核のため43歳で亡くなったが、フランス政府に認められ、ブライユの点字は採用され世界に広まった。 今日は何の日? 1/3
1月3日は、「ひとみ」の日。
眼鏡・コンタクトレンズの業界が制定。日付は「ひと(1)み(3)」(瞳)と読む語呂合わせから。瞳をいつまでも美しく保つことが目的。瞳(ひとみ)とは、動物の目の瞳孔のことである。瞳孔は光量に応じて、その径を変化させる。瞳孔径の変化は、網膜に投射する光量を調整する役割がある。また、瞳孔は虹彩(こうさい)によって周囲を囲まれている。人の場合、虹彩の模様が個体によって違い、これを「虹彩認証」という個人認証として利用する技術がある。虹彩認証の認識力は、眼鏡やコンタクトレンズをしていてもほとんど落ちないとされ、多くの個人に適用可能な生体認証技術である。 今日は何の日? 1/2
1月2日は、「初夢」の日
2日夜から3日朝にかけて見る夢を「初夢」という。また、元日の1日夜から2日朝にかけて見る夢を「初夢」という場合もある。初夢によってその年の吉凶を占う風習があり、縁起の良いものとして「一富士、二鷹、三茄子」のことわざがある。このことわざは徳川家縁の地である駿河国(現:静岡県)で高いものの順(富士山、愛鷹山、初物のなすの値段)という説や、徳川家康が好んだもの(富士山、鷹狩り、初物のなす)という説などがある。また、いい初夢が見られるように、「七福神の乗っている宝船の絵」のように七福神・宝船を描いた紙を枕の下に入れておくと良いといわれている。 「新年一般参賀」の日 天皇陛下ほか皇族の方々が、皇居宮殿の長和殿ベランダで国民の参賀に応える。1925年(大正14年)に中止されていたが、1948年(昭和23年)に再開された。昭和23年の「新年一般参賀」では、宮内庁庁舎屋上から昭和天皇が一人で民衆に対し手を振るというものであった。しかし、1969年(昭和44年)1月2日、ベランダにいた昭和天皇に対しパチンコ玉を撃った「昭和天皇パチンコ狙撃事件」などもあり、長和殿ベランダに防弾ガラスを設け、ガラスの向こうから天皇・皇后を始め成年皇族が参加するようになり、民衆は長和殿前の庭で日の丸の小旗を振りながら皇族を迎えるようになった。 「書き初め」の日 「書き初め」とは、新年になって初めて毛筆で字や絵を書くことを意味する。もともと旧暦の1月2日(正月2日)に行われた行事で、新暦を導入した現在では、一般的に新暦の1月2日に行われる。邪気を除くとされる若水(わかみず)で墨を摺り、恵方に向かって詩歌を書く習慣があった。書く詩歌は「長生殿裏春秋富 不老門前日月遅」という漢詩がよく用いられた。もともとは宮中で行われていた儀式であったが、江戸時代以降は庶民にも広まった。書き初めで書いたものは火祭りの「左義長(さぎちょう)」で燃やし、その炎が高く上がると字が上達すると言われている。 今日は何の日? 1/1
1月1日は、「元日」は、年の最初の日、「国民の祝日」の一つ。1948年(昭和23年)に公布・施行された「祝日法」により制定。「年のはじめを祝う」ことを趣旨としている。
また、「元日」のことを「元旦(がんたん)」「元朝(がんちょう)」とも呼び、これらは「元日」と「元日の朝」の両方の意味を持つ。ただし、「旦」「朝」は「朝・夜明け」の意であるから、本来「元旦」「元朝」は「元日の朝」を指す言葉である。元旦に門松で年神(歳神)様を迎え、井戸から邪気を除くとされる若水(わかみず)を汲んで神棚に供え、お雑煮やおせち料理を食べて新年を祝う。このような風習は江戸時代からあったものである。また、正月行事として、初日の出を拝む、神社や寺院を参拝する初詣、新年の抱負をしたためる書き初め、七草粥を食べる、鏡開き、左義長(さぎちょう)などがある。 謹賀新年
本年もよろしくお願いします。
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