「ママいらない!大っ嫌い」ママにだけ暴言を吐く子供の心理と対策 【1/3編】
- 公開日
- 2021/06/25
- 更新日
- 2021/06/25
校長室より
少し前に,「お母さんと離れたくない!!」小学生の不登校の原因にもなる「分離不安障害」についてお伝えしましたが,今回は,その逆とも言える子供の言動についてです。
「ママいらない」「あっち行って」「大っ嫌い!」など,子供に言われて傷ついたことはありませんか?幼稚園では穏やかに過ごしていてもママにだけ暴言を吐く子は,意外と多いようです。
今回はそんな子供の心理と対策について,元保育士の方のお話を参考にしながら,3回に亘って考えていきたいと思います。
小学生になった現在ですが,まだ小さかった頃のお子様のことを思い出しながら,読んでみてください。
◆ママ友の多くが子供の暴言で傷ついた経験あり◆ 〜あるお母さんのお話より〜
うちの娘は友達に対していつも穏やか。カッとなることはなく,強い口調で話す姿を見たことはほとんどありません。
しかし家に帰ると豹変!
「ママ〜,〇〇どこ?」と娘が今使いたいものの在り場所を聞かれ,「知らないよ」と答えると…。
「ねえ!どこって言ってるじゃん!」「ママ!ママーッ!」と突然怒りをぶつけられるのです。最初から怒りモードで向かってくるその理不尽な態度には,ストレスを感じずにはいられません。
ママ友にその話をしてみると,意外にも「うちもあるある!」という声が多くありました。
事あるごとに「ママなんていらない!どっか行って!」と暴言を吐かれるママも…。友達やパパには言わないので,毎回すごく傷ついているそうです。
暴言を吐いたり,しばらくジタバタ暴れた後は,子供は何事もなかったようにしているそうですが,言われた側のママは「気持ちをなかなか切り替えることができなくて…」と話します。