◆子育てを楽しむ◆「ちゃんとして!」「何度言ったらわかるの!?」は意味なし!子供にきちんと伝わる「叱り方」って?【4/5編】
- 公開日
- 2020/12/23
- 更新日
- 2020/12/23
校長室より
「つい感情的に叱ってしまった…」というときのフォローはどうすればよいのでしょうか?
親も人間です。いけないとわかっていても,ついカッとなって叱りつけてしまうこともあるでしょう。そんなときは,それをフォローするいい方法があります。
▼子供を叱りつけてしまったとき▲
・その後,何ごともなかったかのようにふるまう
・その夜,お風呂の湯船の中や落ち着いた雰囲気になった部屋の中等で素直に謝る
この2つで,子供はかえってお母さん,お父さんの愛情を感じます。
▼叱りつけてしまったあとは,サッと元のお母さん・お父さんに戻りましょう▲
すると子供は「あれ?もう怒ってない!」と安心します。そして,しばらく経ってから,(寝る前の落ち着いているときなどに)「さっきは怒ってごめんね」と謝ってみてください。すると子供は,なんだかうれしい気持ちになると思います。
▼謝るときは理由も説明してあげましょう▲
「○○ちゃんにいい子になってほしいから怒ったんだよ」「そっかあ」と,叱られた理由にもすんなり納得してくれると思います。逆に,叱った後いつまでも「もう知らない!」といった冷たい態度を取るのはやめましょう。子供は「(お母さんやお父さんに)本当に嫌われてしまった」と不安になります。叱ったあとは,いつもの親子関係で笑顔に戻ることが何よりも大切です!