◆子育てを楽しむ◆「ちゃんとして!」「何度言ったらわかるの!?」は意味なし!子供にきちんと伝わる「叱り方」って?【2/5編】
- 公開日
- 2020/12/14
- 更新日
- 2020/12/14
校長室より
▼「叱りたい」と思う場面を親の"気の持ちよう"で根本的に減らしましょう▲
子供のとある言動を「これは問題!」と捉えてしまうと「直させなきゃ」と思い,イライラが募って,親もストレス…。
そもそも「叱りたい(注意したい)」と思う場面を減らすことができれば,そんなストレスを減らすことができるのではないでしょうか。そのようなときには,"気の持ちよう"を変えてみることが大切とのことです。
・できなくて当然と思う
・1回叱ったら1回ほめる!をルールにする
・「健康ですくすく育ってくれているからいいか」と思う
・あきらめる!
この4つの"親の気の持ちよう"で,叱りたいと思う場面を減らせれば,親も心穏やかに過ごせる時間が増えます。ありのままの姿を認めて,わが子のこれからの成長に目を向けていくことが,子育てではとても大事なことになります。
▼それでもついガミガミ言ってしまった…でも大丈夫です!…▲
わかってはいてもお母さんもお父さんも一人の人間です。家事や仕事など毎日忙しい中,子供と向き合って過ごす忙しい時間の中で,ついガミガミ言ってしまう…ということは誰にでもあります。
それはいちいち気にしなくても大丈夫です!ただ心の片隅に「太く短い言葉で伝えること」「ガミガミが終わったあとの時間が大事」ということだけは意識するようにしてください。
親が子を叱りたくなるのは,子供のことを思ってのこと。 叱ったあとに,言い方を反省したり自己嫌悪に陥ったり…それも,子供のことを真剣に考えているからこそ。 子供に正しいことを教えるのは親の役目であり,大切なことです。でも,子供の笑顔を見ると疲れも癒されるように,お母さんやお父さんが笑顔でいることが,子供にとって一番の幸せです。
お小言は少なめに,笑顔は大目に…そんな毎日を過ごせるようにしていけるように努めてみてください。