子どもが勉強を嫌いになってしまう原因は何でしょうか? [5/5編]
- 公開日
- 2020/02/17
- 更新日
- 2020/02/17
校長室より
◆自分のお子さんに適した解決方法を考えてみてください◆
適度な安心感と緊張感を提供してくれるリビングルームは,低学年の子供が勉強するのに,また,学習習慣を定着させるのにぴったりの場所です。家庭学習の習慣は,できる限り早い段階で身に付けさせ,「家庭学習をすることが当たり前である」といったようにさせることが重要です。
家庭学習時間の目安の例としては「学年×10+10分」と言われていて,1年生なら20分,2年生なら30分が理想であるということになります。(「学年×10分」という目安もあります)
そのようなことも加味しながら,ぜひ,この記事を参考にお家でもリビング学習を取り入れてみてはいかがでしょうか?
もちろん,上記のようなメリットもあれば,「ゴミが出る」「部屋が片付かない」「集中しにくい」などといったデメリットもあげられています。また,子どもによっても,この方法が適している場合とそうでない場合があると思います。もちろん,兄弟によっても異なります。
最近では,インターネットや書籍の中で,リビングで勉強する時の注意点などについても取り上げられていますので,ぜひ参考にしてみてください。
◆勉強を嫌いになった原因を探って解決してみましょう◆
勉強を嫌いになる原因は子どもによって様々です。子どもによっては,今回紹介した3つの原因が複数組み合わさって嫌いになっている可能性もあります。
もし子どもが勉強を嫌いになってしまったようであれば,その原因を落ち着いて探し出し,解決するにはどんな方法があるのか,自分のお子さんに適した解決方法をお子さんと一緒に考えてみてください。
子どもが勉強好きになれば,「勉強しなさい!」と言わなくても自分から勉強してくれるようになるはずです。そのような日がくることを願って,スモールステップで取り組んでいただければと思います。