子どもが勉強を嫌いになってしまう原因は何でしょうか? [2/5編]
- 公開日
- 2020/02/03
- 更新日
- 2020/02/13
校長室より
【原因2】勉強に必要性や興味を感じられない
「これを勉強して何の役に立つの?どんな意味があるの?」と思ってしまうと,勉強が退屈な作業になってしまうため,子どもが勉強嫌いになってしまうという可能性があります。
このタイプの勉強嫌いを解決するためには,保護者が子どもに勉強の必要性をしっかりと説明するとともに,子どもに勉強に対する興味をもってもらうようにすることがよいでしょう。
勉強は,「将来やりたいことや就きたい職業ができたときに,勉強ができないからという理由で,その夢を諦めなくてすむようにするためでもあるんだよ」などということを,わかりやすく伝えてあげましょう。
また,日常生活の中で子どもが興味をもったことをすぐに家で調べられるよう,リビングに辞書や地図帳,図鑑などを置いておくのもよいそうです。こうすることで,学びに親しみを感じられるようになるとのことです。そのほか,たとえばクイズやゲーム方式,算数パズルなど,子どもが考える楽しみを感じられることをしてみる方法も効果的です。テレビでクイズ番組が放映されていますが,そのようなことをきっかけとするのもよいと思います。
次回は3回目になりますが,「勉強を強制されて窮屈に感じている」場合です。
〜今日は節分の日〜
節分といえば「鬼は外!福は内!」と言いながらの豆まきを思い出しますが,近年,恵方巻きという太巻き寿司・丸かぶり寿司を取り入れる家庭が増えています。
恵方巻きは,恵方を向いて食べるとよいとされています。2020年の恵方は,西南西(細かくいうと西南西やや西)です。
恵方とは,その年の福徳を司る歳徳神(としとくじん。年神様の別称)のいる方角で,その方角に向かって事を行えば何事も吉とされています。
もともと節分とは季節の分かれ目をいい,「立春、立夏、立秋、立冬の前日」のことをさします。しかし,昔は立春が新年の始まりにも相当する大事な節目だったため,その前日の節分は大切な日でした。そこで他の節分よりも重要視されるようになり,節分といえば立春の前日をさすようになったそうです。