学校日記

◆子育てを楽しむ◆ 子どもにとって必要なものは,すぐにでも・・・。

公開日
2020/01/21
更新日
2020/01/27

校長室より

 3学期が始まってから,2週間が過ぎました。お子様の様子はいかがでしょうか?
 夏休み明けの「校長室より〜9月2日掲載〜」の中でもお伝えしましたが,子どもの変化が気になったら,なるべく早い段階で学校にご相談ください。
 さて,子ども達にとっては,夏休みとは違った意味で,1年の中で一番楽しみにしていたであろう冬休み。お子様は、どの様に過ごしていたのでしょうか?
 2学期の終業式の中でも話しましたが,クリスマスプレゼントやお年玉を,多くの児童がもらったことと思います。
 私の親戚の子どもも,祖父母に仮面ライダーの変身グッズを買ってもらい,新年に親戚で集まった際は,それを身につけて家の中を走り回っていて,それはもう,言葉にできないくらい大変でした。(笑)
 子どもは,欲しいものがあると,「買って!買って!」とせがんできます。「どうして買ってくれないの?」「みんな,持っているのに!」などは,子ども達が言ってくる代表的な言葉です。中には,おもちゃ売り場で泣き叫んでいたり,床に寝転がって駄々をこねたりしている子どもを見かけることもあります。
 子どもの発達段階によっても違ってきますが,注意して欲しいことは,子どもが欲しがるものは,時間をかけて,よく吟味してから買うということです。そのことは,成長してくれば尚更です。
 子どもから「みんな,持っているのに!」「これがないと,みんなの話題に付いていけない!」などと言われてしまうと,一瞬,「かわいそうだから,買ってあげようかな・・・」と思ってしまうのも,親だと思います。しかし,その様な時こそ,子どもとよく話をして,“結論”を出して欲しいと思います。
 「欲しいもの」と「必要なもの」は違います。もちろん,「必要である」と思ったときは,可能な範囲で買ってあげてください。