◆「子育て」を楽しむ◆ 親の愛情表現 〜ある父親の姿より〜
- 公開日
- 2019/10/10
- 更新日
- 2019/10/10
校長室より
これは、小学校4年生の男児が書いた「お父さん」という詩です。
夕ご飯の時、
コップをわった
お父さんにおこられた。
さか上がりが出来なくて、
泣いた。
またお父さんにおこられた。
夜ねる時、
お父さんがぼくのふとんをなおしてた。
そして、ほっぺたを
ぽんぽんとさわった。
ぼくは、ねたふりをしながら、
ドキドキしていた。
何に怒るか、どう怒るかに課題はあるとしても、怒るという場面は、親子の日頃の関わりの中では、普通に見られるとともに、考えさせられることでもあります。ふとんを直す行為と、頬に触れる行為から、子どもはお父さんに愛されていることを知り(感じ)ます。
以下は、この詩を読んだ、ある学生の感想です。
「お父さんは愛情表現が下手。怒られて怖がっていたが、ほっぺを触ったりされたことで優しさを知った」「コップを割ったら、心配すればいいのに、それができない。見ていないところで、愛情を表している」
親の気持ち(愛情)を伝える方法は色々とあると思いますが、その表現方法は親の数だけあることを再認識させられました。
本気で子育てをしていれば、子どもは親の気持ちを必ず理解してくれるはずです。色々と悩むこともあるかと思われますが、自信をもって子育てをしていきましょう!