教育ミニ集会を終えて思うこと
- 公開日
- 2019/06/17
- 更新日
- 2019/06/20
校長室より
昨日〔令和元年6月11日(火曜日)〕、教育ミニ集会を開催しました。今年度は「いつ起こるか分からない災害に向け、みんなで勉強し、備えておきましょう!」ということを大きな目的として実施しました。
講義をお聞きするだけではなく、より主体的に参加できるように「ゲームで高める防災意識」というテーマで、防災シミュレーションゲーム「クロスロード」を行いました。
講師として、鎌ケ谷災害救援ボランティアネットワーク所属の片岡 宗則様をお迎えしました。方法としては、「3,000人いる避難所で2,000食を確保しました。この食糧を配りますか、それとも、配りませんか。」など、どちらを選んでも何らかの犠牲を伴わなければならないような「災害対応のジレンマ」問題に対しての自分の考えを述べたり、自分とは違った意見をお互いに聞いたりしながら、楽しく学ぶことができました。
参加者からは「災害時に自分がどう判断して動くのかを考えたことがなかったので、良い機会となりました」「日頃から家族で話し合っておく必要性を感じました」「色々な視点から防災について考えられて楽しかった」等の感想をいただきました。
鎌ケ谷市の安全対策防犯課の方も参加していただき、避難所を開設する際に大変重要となる食糧等の備蓄品やテント型の簡易トイレも展示していただきました。
災害発生時、限られた時間の中で冷静な判断の下に行動していくことの難しさとその重要性について、考えさせられた貴重な機会となりました。