最新更新日:2024/05/18
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第2学期を終えて〜ご協力ありがとうございました〜

 例年よりも1週間長かった第2学期。保護者の皆様のご理解・ご協力をいただき,新型コロナウイルス感染症防止対策を取り入れながら,芸術鑑賞会,あさか遠足,スポーツ大会,5・6年生によるスペシャルイベント等を行ってきました。
 大きな声を出すことができなかったり,人と人との距離をとらなければならなかったりと,様々な制限がある中でも,子供たちはそれぞれの行事を十分に楽しんでいました。
 子供たちの様子を観ていて,学校では,授業はもちろんですが,これらの活動が,子供たちの成長には重要な役割を担っているということを再確認させられました。
 例年は当たり前のように行われている行事。その開催に向けては,企画をはじめ,様々な準備が必要となります。特に今年度は,これまでになかった行事を工夫したり,例年行われている行事であっても,その開催方法等について検討した対策を講じたりするなど,できり限りの注意を払いながら,行事を行ってきました。
 まだ,先が見えない状況下ではありますが,これからも新型コロナウイルス感染症防止対策に努めながら,学校運営を進めてまいりますので,保護者の皆様および地域の方々のご理解・ご協力のほどを,よろしくお願いいたします。
 皆様,よいお年をお迎えください。

◆子育てを楽しむ◆「ちゃんとして!」「何度言ったらわかるの!?」は意味なし!子供にきちんと伝わる「叱り方」って?【4/5編】

「つい感情的に叱ってしまった…」というときのフォローはどうすればよいのでしょうか?
 親も人間です。いけないとわかっていても,ついカッとなって叱りつけてしまうこともあるでしょう。そんなときは,それをフォローするいい方法があります。
▼子供を叱りつけてしまったとき▲
・その後,何ごともなかったかのようにふるまう
・その夜,お風呂の湯船の中や落ち着いた雰囲気になった部屋の中等で素直に謝る
 この2つで,子供はかえってお母さん,お父さんの愛情を感じます。
▼叱りつけてしまったあとは,サッと元のお母さん・お父さんに戻りましょう▲
 すると子供は「あれ?もう怒ってない!」と安心します。そして,しばらく経ってから,(寝る前の落ち着いているときなどに)「さっきは怒ってごめんね」と謝ってみてください。すると子供は,なんだかうれしい気持ちになると思います。
▼謝るときは理由も説明してあげましょう▲
 「○○ちゃんにいい子になってほしいから怒ったんだよ」「そっかあ」と,叱られた理由にもすんなり納得してくれると思います。逆に,叱った後いつまでも「もう知らない!」といった冷たい態度を取るのはやめましょう。子供は「(お母さんやお父さんに)本当に嫌われてしまった」と不安になります。叱ったあとは,いつもの親子関係で笑顔に戻ることが何よりも大切です!

◆子育てを楽しむ◆「ちゃんとして!」「何度言ったらわかるの!?」は意味なし!子供にきちんと伝わる「叱り方」って?【3/5編】

▼叱る回数を減らせる!4つの"親の気の持ちよう"▲
 コロナ禍で自宅での時間が増える中,子供の自由でパワフルな振る舞いに毎日向き合うお母さんやお父さん。どうしてもストレスがたまってしまうと思います。
 何を言っても,何度言っても,言うことを聞かない…。「もう,叱らせないでほしい!」というのが本音ではないでしょうか?
 それならば,叱る回数自体を減らしていきましょう。そのためのポイントは次の4つです。
1.「できなくて当然」と思う
 子供はまだ小学生です。個人差はあると思いますが,生まれてからの経験や知識も多くはありません。だからこそ,「失敗して当たり前・できなくて当然」と思ってあげてください。叱りたくなるカラクリは,「これはとんでもない!」「許せない!」と思うところにあります。「まあ,いいか!」の精神で,できるその日を心待ちにしてください。

2.「1回叱ったら1回ほめる!」をルールにする
 よく「1叱って10ほめよ」と言われますが,実際はなかなか難しいと思います。しかし,「1叱って1ほめよ」ならハードルはグッと下がるのではないでしょうか?すると,必然的に叱るたびにほめるのが面倒になり,結局叱る回数も減ります。それでいいのです!

3.健康ですくすく育っていることに感謝する!
 子供のやることなすこと,全てにイライラしてきたら…。お子さんが生まれたときにお祈りした,あのお願いを思い出してみてください。そう,「健康ですくすく育ってくれますように…」という願い。それが一番の願いだったはずです。叱られるほど元気に育ってくれたわが子。そう,その一番の願いはかなったのです。

4.あきらめる!
 ここでの「あきらめる」とは「“あきら”かに認“める”」ことです。叱りたくなるときも,これがわが子の姿なんだと思って,その姿を丸ごと認める=(つまり)ありのままを受け止めてあげてください。

 これは子育てすべてで一番大事なことです。ありのままの姿を認めて,わが子のこれからの成長に目を向けていきましょう。

◆子育てを楽しむ◆「ちゃんとして!」「何度言ったらわかるの!?」は意味なし!子供にきちんと伝わる「叱り方」って?【2/5編】

▼「叱りたい」と思う場面を親の"気の持ちよう"で根本的に減らしましょう▲
 子供のとある言動を「これは問題!」と捉えてしまうと「直させなきゃ」と思い,イライラが募って,親もストレス…。
 そもそも「叱りたい(注意したい)」と思う場面を減らすことができれば,そんなストレスを減らすことができるのではないでしょうか。そのようなときには,"気の持ちよう"を変えてみることが大切とのことです。
 ・できなくて当然と思う
 ・1回叱ったら1回ほめる!をルールにする
 ・「健康ですくすく育ってくれているからいいか」と思う
 ・あきらめる!
 この4つの"親の気の持ちよう"で,叱りたいと思う場面を減らせれば,親も心穏やかに過ごせる時間が増えます。ありのままの姿を認めて,わが子のこれからの成長に目を向けていくことが,子育てではとても大事なことになります。

▼それでもついガミガミ言ってしまった…でも大丈夫です!…▲
 わかってはいてもお母さんもお父さんも一人の人間です。家事や仕事など毎日忙しい中,子供と向き合って過ごす忙しい時間の中で,ついガミガミ言ってしまう…ということは誰にでもあります。
 それはいちいち気にしなくても大丈夫です!ただ心の片隅に「太く短い言葉で伝えること」「ガミガミが終わったあとの時間が大事」ということだけは意識するようにしてください。
 親が子を叱りたくなるのは,子供のことを思ってのこと。 叱ったあとに,言い方を反省したり自己嫌悪に陥ったり…それも,子供のことを真剣に考えているからこそ。 子供に正しいことを教えるのは親の役目であり,大切なことです。でも,子供の笑顔を見ると疲れも癒されるように,お母さんやお父さんが笑顔でいることが,子供にとって一番の幸せです。
 お小言は少なめに,笑顔は大目に…そんな毎日を過ごせるようにしていけるように努めてみてください。

◆子育てを楽しむ◆「ちゃんとして!」「何度言ったらわかるの!?」は意味なし!子供にきちんと伝わる「叱り方」って?【1/5編】

 親にとって,永遠のテーマと言ってもいい子供の「叱り方」。なかなか子供に響かない…そもそもこんな叱り方でいいのだろうか?よくない言い方だとわかっているけど,つい…イライラしない方法ってある?つい感情的に叱ってしまった…どうフォローすればいい?など,悩みや疑問は尽きないと思います。

 ある子供コンサルタントの方のお話によりますと,「声かけの方法,親の気の持ちようには,すぐに実践できるノウハウがたくさんある」ということです。今回は,それらについて5回にわたって紹介していきたいと思います。

▼「叱る」と「注意する」は全然違うことをまず理解しましょう▲
 そもそも「子供を良い方向に導きたい」「少しでも良い子になってほしい」のであれば,叱る必要はないとのことです。
 え!?どういうこと!?と思われるかもしれませんが,必要なのは「叱る」ではなく「注意をする」ことだそうです。実は,親がくどくど叱っているとき,聞いている子供は「一体何が悪くて,何を叱られているのか」わかっていないことが多いのだとか。たしかにそんな状態で親に怒りモードで言われるとびっくりするだけでどうしたらいいかわかりませんよね。ですから,「叱る」のではなく,「わからない子供に教える」という精神が大事で,そのために親がやるべきことはごくごくシンプルなことです!それは,「普通のトーンで大人に説明するような気持ちで伝える」のだそうです。そのとき大切なのは,子供を叱るときについやってしまいがちなのですが,余計なグチや嫌味のニュアンスはこめないことが大切です。正しく「注意する」ことができるようになれば,「叱ってしまう」ことは減っていきます。

◆子育てを楽しむ◆ 親のハグで乳児安らかに

 少し前になりますが,「生後4カ月以上の乳児は両親にハグされると,他人にハグされたときよりもリラックスすることを,東邦大医学部(神経科学)の助教と教授,および,東京大,大阪大の研究チームが実験で突き止めた。」というニュースが報道されていました。
 こうした反応は生後4カ月未満の乳児には認められないため,乳児が4カ月間の両親との触れ合いを通じ,母親や父親に特有の抱き方を記憶した可能性があるそうです。
実験では,親と0歳児のペア100組以上を対象に,抱き方や,抱く人によって乳児の心拍の間隔がどう変わるかを心電図を使って調べたとのことです。
 まず,母親に「軽く縦抱きする」「かわいいと思ってぎゅっとハグする」「そのまま走れるくらい強く抱き締める」の3種類の方法で,それぞれ20秒ずつ乳児を抱いてもらったそうです。すると,ハグの最中は,他の二つの抱き方をされているときより乳児の心拍の間隔が長くなる割合「心拍間隔増加率」が大きかったとのことです。
「増加率が大きいほど副交感神経がより活発化したリラックス状態であるため,親子が普段行っているハグが,乳児の最もリラックスする抱き方であることが分かった」ということでした。
 次に,母親や父親がハグした場合と,育児経験のある初対面の女性がハグした場合を比較したところ,「両親にハグされたときの方が,初対面の女性のときより乳児の心拍間隔増加率は大きく,よりリラックスしていることが判明した」ともありました。
一方,両親の心拍間隔増加率もわが子をハグしている最中に大きくなり,ハグが親子双方の安心感を高めるということが示されたそうです。
 助教は「今回の研究が乳児の安心感や親子の絆を理解する一助となり,子育て方法の科学的な検証に役立つことを期待している」と述べておられました。

 小学生でも,高学年になるにつれて,親との距離感を取ろうとする子供は増えてくると思われます。しかし,嫌な顔をするとは思いますが,時には,ハグをしてあげてください!きっと,心の中では嬉しい気持ちの方が大きいと思いますし,親の愛情を再確認してくれるのではないかと思います。
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