最新更新日:2024/05/13
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子どもが勉強を嫌いになってしまう原因は何でしょうか? [1/5編]

 ある教育関係の情報サイトを見ていたときに,私自身がとても納得させられたことがあったので,保護者の方にも共有していただければと思い,書かせていただきました。
 「うちの子は勉強が嫌いでなかなか成績が伸びない」「自分から進んで机に向かうことがなく,いつも『勉強しなさい!』と言わないといけない」。そんな悩みを抱えている保護者の方も多いのではないかと思います。「自分も子どもの頃は,勉強は好きではなかったから・・・」「やる気になるまで待つしかないのかも・・・」と,半ば“諦めている”?方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 しかしながら,できれば自主的に勉強をしてもらいたいと考えるのは,親として当然のことです。では,子どもはなぜ勉強を嫌いになってしまうのでしょうか?
 今回は5回にわたって,「子どもが勉強を嫌いになってしまう原因」について考えてみたいと思います。思い当たる点がないか,ぜひ確認してみてください。

【原因1】勉強につまずいてわからなくなってしまう
 勉強がわからないとおもしろくなくなり,子どもが勉強を嫌いになってしまうことがあります。例えば算数であれば,最初の足し算につまずくと,引き算,掛け算,割り算と,その後に習うこともずるずるとわからなくなってしまいます。何を習っても理解できないため,子どもは算数を嫌いになってしまうでしょう。
 また,わからないとテストでいい点がとれずに保護者に叱られ,いやな気持ちになり勉強が嫌いになって,どんどん勉強がわからなくなっていくという負のスパイラルに陥ってしまう可能性もあります。
 このタイプの勉強嫌いを解決するためには,子どもができなくても叱らずに,どこでつまずいているのかを一緒に明らかにして,つまずきを解消してあげることが大切です。そして,今までわからなかったことがわかるようになったり,できなかったことができるようになったりしたら,子どもをしっかりほめてあげましょう。
 これらを繰り返していくことで,自信につながり,子どもが勉強を好きになるきっかけをつくってあげることができます。
 次回は,「勉強に必要性や興味を感じられない」場合です。

本年度最後の授業参観・懇談会へのご参加をお待ちしております!

 暖冬とはいえ,朝晩の寒さは体にこたえます。
 天気予報によりますと,本日の夜は千葉県北西部でミゾレや湿った雪になる可能性もあるようです。吐く息が白くなるような厳しい寒さになるとのことですので,お体にはくれぐれもご留意ください。
 ご存知のように,本年度最後の授業参観・懇談会が2月に開催されます。開催案内のお手紙をはじめ,学年・学校だよりおよびホームページでもお知らせしておりますが,1・2・5年生は10日(月曜日),3・4年生・かがやき学級は18日(火曜日),そして,6年生となかよし学級は28日(金曜日)です。
 授業内容については,各学年様々となりますが,多くの保護者の方々にご参観いただければと思っております。
 なお,学校全体会として,私の方よりお話をさせていただく時間を設けさせていただきました。
 子育てに奮闘されている保護者の皆様に,子育ての重要性を改めて感じていただきながら,親であるからこそ味わうことができる貴重な期間を,少しでも楽しんでいただけるような内容にしたいと考えております。
 多くの方々のご参加をお待ちしております。

◆子育てを楽しむ◆ 子どもにとって必要なものは,すぐにでも・・・。

 3学期が始まってから,2週間が過ぎました。お子様の様子はいかがでしょうか?
 夏休み明けの「校長室より〜9月2日掲載〜」の中でもお伝えしましたが,子どもの変化が気になったら,なるべく早い段階で学校にご相談ください。
 さて,子ども達にとっては,夏休みとは違った意味で,1年の中で一番楽しみにしていたであろう冬休み。お子様は、どの様に過ごしていたのでしょうか?
 2学期の終業式の中でも話しましたが,クリスマスプレゼントやお年玉を,多くの児童がもらったことと思います。
 私の親戚の子どもも,祖父母に仮面ライダーの変身グッズを買ってもらい,新年に親戚で集まった際は,それを身につけて家の中を走り回っていて,それはもう,言葉にできないくらい大変でした。(笑)
 子どもは,欲しいものがあると,「買って!買って!」とせがんできます。「どうして買ってくれないの?」「みんな,持っているのに!」などは,子ども達が言ってくる代表的な言葉です。中には,おもちゃ売り場で泣き叫んでいたり,床に寝転がって駄々をこねたりしている子どもを見かけることもあります。
 子どもの発達段階によっても違ってきますが,注意して欲しいことは,子どもが欲しがるものは,時間をかけて,よく吟味してから買うということです。そのことは,成長してくれば尚更です。
 子どもから「みんな,持っているのに!」「これがないと,みんなの話題に付いていけない!」などと言われてしまうと,一瞬,「かわいそうだから,買ってあげようかな・・・」と思ってしまうのも,親だと思います。しかし,その様な時こそ,子どもとよく話をして,“結論”を出して欲しいと思います。
 「欲しいもの」と「必要なもの」は違います。もちろん,「必要である」と思ったときは,可能な範囲で買ってあげてください。
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