最新更新日:2024/05/18 | |
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1年間にわたる、皆様のご協力に感謝
令和2年度が終わります。
新型コロナウイルス感染予防対策に明け暮れた1年間でした。しかしながら、保護者の皆様には、本校の教育に関しまして多大なるご理解・ご協力をいただきました。また、地域の方々にも、児童の登下校時の見守りをはじめ、学校施設の消毒作業など、様々な面におきまして、ご協力をいただきました。これらのことに対しまして、学校を代表して、心より感謝申し上げます。 明日から令和3年度が始まります。 新型コロナウイルス感染予防対策は、今後も続けていくことになりますが、子供たちが、楽しく学校生活を送ることができるように、教職員一同、協働しながら日々の教育活動にあたっていきたいと思っております。 改めまして、1年間、本当にありがとうございました。 ご卒業おめでとうございます。
◆令和3年3月17日(水曜日) 卒業式での式辞より◆
優しく柔らかな春の陽射しとともに,厳しい冬の寒さをじっと耐えてきたあらゆる生きものたちが,一斉にその命を躍動させる季節がやってきました。6年間ともに過ごしてきた桜や楠の木をはじめとする校庭の植物は,新たな春の訪れを伝えているとともに,今日北部小学校を巣立つ57名の卒業生に,未来へ向かって進む勇気を降り注いでくれているようです。 これからの人生の中でも,自分の夢や目標を達成するためには,幾多の困難や辛いこともあるはずです。しかし,私たちの前に立ちはだかる試練は必ず乗り越えられるものであると信じて,一歩一歩努力を積み重ねて,夢や目標を叶えて欲しいと思います。皆さんが自分の人生を力強く切り拓き,なりたい自分になれることを,私たち北部小学校の教職員は心から応援しています。 保護者の皆様,お子様のご卒業,誠におめでとうございます。 小学校生活6年間。その中に,語り尽くせぬ多くの喜びと,多くのご心配やご苦労があったことと思います。お子様に注がれた溢れるほどの愛情がここに実を結び,義務教育の第一段階を終えられたことを,改めてお祝い申し上げます。そして,この6年間の長きにわたり,本校の教育活動に対しまして,ご理解とご協力をいただきましたことに,全ての教職員を代表し,心より感謝申し上げます。 それでは,卒業生の皆さん,皆さんが健やかに成長し,未来が夢と希望で輝くことをお祈りして,式辞といたします。 鎌ケ谷市立北部小学校 校長 羽場 秀樹 本来であれば,このよき日に多くのご来賓の皆様にご臨席を賜り,卒業生の門出をお祝いの言葉とともに祝福していただくことになっておりました。 ご臨席していただくことができなかったことは,とても残念でしたが,ご来賓の皆様もきっと,本日の卒業生の堂々とした立派な姿を思い浮かべながら,心の中で,お祝いしていただいていることと思います。 また,地域の皆様には,雨の日,風の日,いつどんな時でも,「あさかっ子」たちを温かく見守っていただきました。直接お伝えすることはできませんが,この場をお借りして,お礼を述べさせていただきたいと思います。ありがとうございました。また,これからも,よろしくお願いいたします。 「生きる力を育てる」子供との関わりとは?
文部科学省では「生きる力」を育てることを新学習指導要領で明記しています。中でも「主体的な学び」を目指したアクティブラーニングが重視されています。アクティブラーニングとは,主体的に学びとること。学んでいく過程も大切にしていくことで子供の「生きる力」を育むとされています。
小学校〜中学校で目指す子供の姿「生きる力を育む」学習とは? 小学校から中学校の学習指導要領における主な目的に「生きる力を育む」学習をしていくことが明記されました。ますます進んでいく国際社会に向け,これまでの学習では身につかなかった様々な視点を持つ子供を育てることが目的です。 具体的には, ・基礎的な知識を実生活の場に活かす力をつける ・思考力・判断力・表現力の育成 ・自ら課題を発見し解決する力を付ける ・コミュニケーション能力を高める ・多様な観点から考察できるようにする ・情報を取捨選択する 「生きる力を育む」関わりとは? 小さなときの関わりが習慣化することで,大きくなってから生活を変えていくよりもスムーズに過ごせるようになります。ですから,保護者の皆様も,可能な限り関わっていただけることが望ましいです。 まずはできることから始めてみましょう。例えば, ・早寝早起き朝ごはん ・お手伝いの習慣化 ・学校であったこと,友達関係など意識して会話をする ・保護者と一緒に様々な経験と学びをする ・日常的な保護者からの働きかけ・声かけ,促しを心がける ・ゲームやテレビの時間など家庭内のルールについて約束事を決める このようなことを継続していくことで,自主性やオリジナリティ,問題解決能力などの土台が育まれるはずです。 ちょっとした心がけ! 保護者ができる具体的な関わりとは? 日常生活の中でちょっと視点を変えてみたり,保護者自身が心がけたりするだけで子供へ刺激ある様々な関わり方ができます。具体的な事例をあげてみます。 〇算数や国語など問題集を解かせるだけではなく,日常生活で算数や国語を使う <例> ・買い物をしながら合計金額を計算し消費税を求める ・街中を散歩しながら「くにがまえ」の漢字を探す ・地図を見ながら目的地までの最短経路を考える 〇ニュースやSNSの話題などを使い,シミュレーションをする <例> ・保護者も子供も一緒にニュースを見てどう捉えたか,感じることや意見を話す ・困っている人を見かけたらどうするか,自分が困った時はどうするかを話す 子供が様々なことに関して選び取ったり,自分の経験や知恵を使って考えたりすることを習慣化できるような関わり方を意識するようにしてみてください。そのような関わりをとおして,子供が自らの考えを述べ,認めてもらえるという経験が大切です。どんな小さな気づきであってもしっかり聞いてあげてください。 |
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