最新更新日:2024/05/14
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子どもが勉強を嫌いになってしまう原因は何でしょうか? [5/5編]

◆自分のお子さんに適した解決方法を考えてみてください◆
 適度な安心感と緊張感を提供してくれるリビングルームは,低学年の子供が勉強するのに,また,学習習慣を定着させるのにぴったりの場所です。家庭学習の習慣は,できる限り早い段階で身に付けさせ,「家庭学習をすることが当たり前である」といったようにさせることが重要です。
 家庭学習時間の目安の例としては「学年×10+10分」と言われていて,1年生なら20分,2年生なら30分が理想であるということになります。(「学年×10分」という目安もあります)
 そのようなことも加味しながら,ぜひ,この記事を参考にお家でもリビング学習を取り入れてみてはいかがでしょうか?
 もちろん,上記のようなメリットもあれば,「ゴミが出る」「部屋が片付かない」「集中しにくい」などといったデメリットもあげられています。また,子どもによっても,この方法が適している場合とそうでない場合があると思います。もちろん,兄弟によっても異なります。
 最近では,インターネットや書籍の中で,リビングで勉強する時の注意点などについても取り上げられていますので,ぜひ参考にしてみてください。

◆勉強を嫌いになった原因を探って解決してみましょう◆
 勉強を嫌いになる原因は子どもによって様々です。子どもによっては,今回紹介した3つの原因が複数組み合わさって嫌いになっている可能性もあります。
 もし子どもが勉強を嫌いになってしまったようであれば,その原因を落ち着いて探し出し,解決するにはどんな方法があるのか,自分のお子さんに適した解決方法をお子さんと一緒に考えてみてください。
 子どもが勉強好きになれば,「勉強しなさい!」と言わなくても自分から勉強してくれるようになるはずです。そのような日がくることを願って,スモールステップで取り組んでいただければと思います。

子どもが勉強を嫌いになってしまう原因は何でしょうか? [4/5編]

 この様な学習方法はいかがでしょうか?
 少し前になりますが,リビングやダイニングでの学習がテレビや雑誌などでとりあげられ,様々なメリットがあると注目されていました。しかし,リビングで勉強することは本当に子どもの学力向上へとつながるのでしょうか。やり方次第では子どもが勉強嫌いになり,学力低下に結びついてしまうことも。
 一般的に,リビング学習には勉強の苦手な子が向いていると言われています。なぜならば,自室だと部屋の中の物に気を取られて集中できないからだそうです。特に最近の子供はスマホを持っています。ですから,スマホをいじってしまうという場合も多いんだとか。そういった子供にはリビング学習をさせるのが効果的です。リビングルームにはお母さんやお父さん,兄弟姉妹,また,お爺ちゃんやお婆ちゃんがいます。ですから,人の目があり,適度な緊張感と安心感がリビングルームには存在しています。小さいお子さんは一人っきりになることに恐怖を覚える場合もあると思います。この適度な緊張感と安心感はリラックスして勉強するのに重要です。
 リビングには当然,雑音があります。テレビの音や親や兄弟の会話がどうしても聞こえてきます。しかし,そういった環境の元で勉強することで集中力が向上すると考えられています。今後,多くの子どもが経験すると思われますが,入学試験などを受ける試験場にも雑音はあふれています。他人のくしゃみ・咳ばらいの音や鉛筆の音,試験管が歩き回る音など沢山あります。ですから,そういった雑音のある状況に慣れさせておくことは,いざという時にも臨機応変に対応できる子供をつくることにもつながるとのことです。また,問題を解いていて分からないことがあっても,周りに誰かがいるので,すぐに聞くことができるということもメリットの一つです。
 次回は最終回になりますが,このテーマについてのまとめとなります。

子どもが勉強を嫌いになってしまう原因は何でしょうか? [3/5編]

【原因3】勉強を強制されて窮屈に感じている
 保護者が子どもに「勉強しなさい!」と言い過ぎているようであれば,子どもが強制された勉強を窮屈に感じて勉強嫌いになっている可能性があります。
 みなさんも,人に強制されると,楽しいことも楽しくなくなったり,やろうと思っていたこともやりたくなくなったりするという経験はあると思います。
 例えば,子どもが「4時から勉強しよう!」と思っているのに,保護者がその時間より早く勉強しなさい!」などと言ってしまうと,せっかくのやる気がそがれてしまうこともあります。
 このタイプの勉強嫌いを解決するために保護者ができることは,勉強を強要せず,子どもが自ら進んで勉強できるような環境を整えてあげることです。
 「勉強しなさい!」ではなく「一緒に勉強しよう!」などと言って,保護者が一緒に机に向かう方法などが効果的です。
 次回は4回目になりますが,学習習慣を身に付けさせるための1案です。

子どもが勉強を嫌いになってしまう原因は何でしょうか? [2/5編]

【原因2】勉強に必要性や興味を感じられない
 「これを勉強して何の役に立つの?どんな意味があるの?」と思ってしまうと,勉強が退屈な作業になってしまうため,子どもが勉強嫌いになってしまうという可能性があります。
 このタイプの勉強嫌いを解決するためには,保護者が子どもに勉強の必要性をしっかりと説明するとともに,子どもに勉強に対する興味をもってもらうようにすることがよいでしょう。
 勉強は,「将来やりたいことや就きたい職業ができたときに,勉強ができないからという理由で,その夢を諦めなくてすむようにするためでもあるんだよ」などということを,わかりやすく伝えてあげましょう。
 また,日常生活の中で子どもが興味をもったことをすぐに家で調べられるよう,リビングに辞書や地図帳,図鑑などを置いておくのもよいそうです。こうすることで,学びに親しみを感じられるようになるとのことです。そのほか,たとえばクイズやゲーム方式,算数パズルなど,子どもが考える楽しみを感じられることをしてみる方法も効果的です。テレビでクイズ番組が放映されていますが,そのようなことをきっかけとするのもよいと思います。
 次回は3回目になりますが,「勉強を強制されて窮屈に感じている」場合です。

〜今日は節分の日〜
 節分といえば「鬼は外!福は内!」と言いながらの豆まきを思い出しますが,近年,恵方巻きという太巻き寿司・丸かぶり寿司を取り入れる家庭が増えています。  
 恵方巻きは,恵方を向いて食べるとよいとされています。2020年の恵方は,西南西(細かくいうと西南西やや西)です。
 恵方とは,その年の福徳を司る歳徳神(としとくじん。年神様の別称)のいる方角で,その方角に向かって事を行えば何事も吉とされています。
 もともと節分とは季節の分かれ目をいい,「立春、立夏、立秋、立冬の前日」のことをさします。しかし,昔は立春が新年の始まりにも相当する大事な節目だったため,その前日の節分は大切な日でした。そこで他の節分よりも重要視されるようになり,節分といえば立春の前日をさすようになったそうです。
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