最新更新日:2024/05/14
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修学旅行を終えて

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 9月27日(金曜日)〜28日(土曜日)、栃木県の日光市方面に修学旅行に行って来ました。
 ※それぞれの場面での様子が、ホームページの「学校行事」欄に記載されていますので、ご覧ください。
 この2日間、6年生は、修学旅行のめあてである「楽しく学ぶ あさかっ子の修学旅行」を意識しながら活動してきました。具体的なめあてとして、(1)5分前行動 (2)場所に合わせたルールやマナー (3)みんなで協力 という3つの柱がありました。当初は思うようにはなかなかいかなかった様子でしたが、その時々での反省を生かして、少しずつ成長している姿が見られるようになりました。
 初日は、交通渋滞等の影響もあり、1時間程度の遅れが生じましたが、所々での計画を詰めながら、ホテルに到着する段階では、何とか時間の遅れを取り戻すことができました。
 日本を代表する歴史と伝統に溢れる見学地を擁する日光市。どの見学場所でも外国人を含めた多くの方々や、小学生の修学旅行の団体に出会いました。
 日光東照宮を見学した後、三本松公園で昼食。少し遅れていたことや、お腹が空いていたこともあってか、子どもたちは、とてもおいしそうに、お弁当を頬張っていました。その後、戦場ヶ原から湯滝までのハイキング。約2時間にわたる行程は、多少のアップダウンもあったため、少しの疲れを感じましたが、晴天に恵まれての活動であったことも幸いし、とてもすがすがしい時間を過ごすことができました。
 ホテル近くにある源泉では、硫黄独特の臭いを感じることもできました。
 楽しみにしていたホテルでの夕食。思っていた以上に品数が多かったのですが、ほとんどの児童が、「おいしい」と言って平らげていました。
 夜の学年レクも、担当の係を中心に大変盛り上がった時間となりました。
 本日の朝は、ホテルの近くにある湯ノ湖まで散策し、学年全体の集合写真を撮影。朝食を摂った後、華厳の滝の雄大な姿を見学。その後、日光江戸村での班行動という行程でした。
 学校に到着したときの子どもたちの様子は、長旅の疲れが顔の表情に現れていました。しかし、自宅に戻ってからは、色々と考えて買ってきたお土産を家族のみなさんに渡しながら、話に花が咲いたことと思います。
 最後になりますが、修学旅行を実施するにあたり、保護者のみなさまには多くの場面でのご協力をいただきましたことに、感謝申し上げます。

◆「子育て」を楽しむ◆                    うちの子、反抗期がないんです【5/5編】        〜頭の隅に「親子関係を結び直す作業」とメモ〜

 少子化社会の現在、子どもが小さいころのままの親子関係をずっと続けることは、さほど難しくありません。しかし、それでは親離れ・子離れがいつまでも不完全のままとなってしまいます。子どもが思春期を迎えても、「うちの子、反抗期がないんです」となったら、それまでのタテヨコの親子関係を見つめ直すよい機会と捉えましょう。子育て仲間と話をしてみるのもいい方法かもしれません。しかし、あまりにも不安が大きくなって一人で抱えきれないような場合は、臨床心理士などの専門家のカウンセリングを受けてもよいと思います。このとき、最初から親子で受ける必要はありません。まずは保護者が「自分のために行く」と、息抜きをするつもりで行けばよいのです。
 一方、子どもがしっかり反抗期を迎えて、親子関係がぎくしゃくしたり、感情的になってしまったりしているご家庭もあるでしょう。かくいう私も、実の子どもの言動には、しょっちゅうカッときたり、ムッとしたりしています。子育てやしつけとはそういうものかもしれません。
 感情的になったときは、頭の隅で、親子関係を「タテからヨコにしようとしている」とか、「結び直し作業の時期」と意味づけできれば、少しは冷静になれるはずです。私も、あまりに頭がカッカしてしまったら、いったん子どもから離れて一人になり深呼吸します。そして、頭の隅にあるメモを取り出して、理性と冷静を取り戻すようにしています(とはいえ、実際には失敗することもあるのですが・・・)。

 これまで、5回にわたって大学教授の先生のアドバイスを基に、思春期の親子関係について考えてきましたが、どの様な感想をお持ちになられたでしょうか?この教授が仰っていること全てがどのご家庭にもあてはまるとは限りませんが、このテーマについて考えるための良い機会をもてたと思っていただければ幸いです。
 上記にもありましたが、子育てをしていて不安になった場合は、一人で抱え込むことなく、誰かに相談してみることが重要です。100の家庭があれば、100の子育ての方法があります。つまり、どの家庭にも「『この子育てマニュアルがあれば大丈夫!』といったものはない」と思って間違いありません。
 いずれにしても、多くの方がいつかは通る道だと思われます。以前にも書きましたが、「子育ては難しいのが当たり前」と前向きに受け止めて、そう長くはない“子育て”の期間を充分に楽しみましょう!

◆「子育て」を楽しむ◆                              うちの子、反抗期がないんです【4/5編】        〜反抗期がないことが心配な場合とは?〜

 反抗期は、保護者が上・子が下というタテの親子関係を、子どもが自分のところにまで保護者を引きずり下ろしてヨコにしようとする、結び直し作業の時期です。そのため、思春期を迎える段階で、子どもがある程度「上がっている」と、反抗を起こす意味がなくなり、「反抗期がない子ども」となります。このパターンなら特に心配はないと、前編で述べました。
 その一方で、心配なパターンもあります。
(1)タテの関係がずっと続く
 ひとつ目は、親子のタテの関係が、思春期が終わり、青年期・成人期を迎えても、そのまま続いているパターンです。このように保護者の保護や支配が強すぎると、子どもは「人間として対等になる」という、ヨコの関係を築く機会を失います。結果として、その子が結婚(独立)したとき、パートナーとヨコの関係がうまく築けない・・・といったことが起きるかもしれません。
(2)よくない意味での「友達親子」
 ふたつ目は、保護者が子どものところまで「下りてきてしまう」パターンです。このパターンは、一見「友達親子」のようですが、実はただの「子ども同士」でしかありません。
 「下りてきてしまう」保護者は、子どもとの関係をこじらせたくないという気持ちが強いようです。そして、保護者は子どもが引きずり下ろすべき・乗り越えるべき、壁のような存在になれず、むしろ子どものほうが保護者より上になる可能性があります。これでは、子どもは「暴君」になりかねず、保護者はおろおろするばかり・・・という事態が心配されます。

 ちなみに、よい意味での「友達親子」は、前編で紹介した「保護者と子どもが『対等な人間』として付き合える」親子で成立します。また、子どもが反抗期を卒業して、精神的・社会的・経済的にある程度自立したあと、親子が大人同士の友達のような関係になることがあります。これらは、とても健全な「友達親子」といえるでしょう。

 次回は最終回になりますが、「親子関係を結び直す作業」についてです。

◆「子育て」を楽しむ◆               うちの子、反抗期がないんです【3/5編】            〜反抗期がなくても心配がない場合とは?〜

 タテからヨコへの「親子関係の結び直し作業の時期」が反抗期だとすると、本題の「反抗期がなくても心配がない」のは、どのようなパターンでしょうか?
 比較的よくあるのは、子どもが小さいころから、「対等な人間」として保護者と子どもが付き合ってきたパターンです。このような場合は、思春期に入る前に親子関係が既に「ヨコ」になっているため、子どもの側に反抗する理由がありません。ただし、日本でこれがきちんとできている親子は、それほど多くないのではないでしょうか。
 むしろ代表的なのが、上のきょうだいの反抗期と保護者が困惑した姿を見るうちに、「自分は親を悲しませたくない。反抗はせず、親とよい関係を築こう」と、子どものほうから「ヨコ」の関係をつくるパターンです。ほかにも、「親が病弱なので、早く大きくなって親を守ってあげたい」と思っていたため、そもそも「タテ」の親子関係がさほど強くなく、早いうちに「ヨコ」に移行していたというパターンもありました。
 反抗期がなくても心配がないパターンの多くは、思春期以前の段階で、親子関係がタテからヨコに結び直され、子どもが保護者の位置にまで、既にある程度「上がっている(成長している)」ことがポイントといえるでしょう。

 それでは、次回は、「反抗期がないことが心配な場合について」です。

◆「子育て」を楽しむ◆                    うちの子、反抗期がないんです【2/5編】      〜思春期に親子関係の「結び直し」が行われる〜

 子どもが小さい時期の親子関係は、「保護者が育てる・守る/子どもは育てられる・守られる」という、保護者が上で子どもが下の「タテ」の関係が成立しています。しかし、子どもが肉体的・精神的に成熟するにつれて、この関係性は次第に「お互いが自立し、同等である」という「ヨコ」の関係に結び直されていきます。
 ただし、思春期の子どもは、体は大きくなっても、社会的にも経済的にもまだ自立できておらず、中途半端なまま。保護者は相変わらず上にいて、完全にヨコの関係にはなれません。そこで子どもは、暴言や無視などをとおして、なんとか「親を引きずり下ろしてやろう!」と画策するのです。これが、いわゆる反抗期です。やっかいなのは、子ども自身が保護者を引きずり下ろそうと明確には自覚しておらず、ただ「親がムカつく」とか「自分のことをわかってくれない」と、モヤモヤイライラしてしまうところです。
 さて、反抗期が始まると、保護者の多くはときどき衝突や悲観を重ねながらも、子どもの気持ちに歩み寄る努力をします。子どもも、どこかの時期で「親も一人の人間なんだ」と気付き、引きずり下ろすことに大した意味を見出さなくなる体験をします。こうして、親子関係が「タテからヨコ」に、ある程度結び直されたところで反抗期は終わりを迎えます。

次回は、「反抗期がなくても心配がない場合」についてです。

◆「子育て」を楽しむ◆             うちの子、反抗期がないんです【1/5編】       〜反抗期は自立のための儀式?〜

 昨日は、台風の関係で登校時刻を遅らせての対応となりましたが、保護者の皆様には、色々とご協力をいただきまして、ありがとうございました。
 今回の台風は、千葉県内に多くの被害をもたらしたようですが、皆様のご家庭やご親類等の方々への影響は、大丈夫でしたでしょうか?
 北部小学校は、幸い大きな被害はありませんでしたが、校庭のビワの木が倒れてしまいました。
 
 さて、子育てにおいて、どの保護者も悩むと思われる、子どもの「反抗期」。しかし、誰もが経験すると思っていましたが、近年、「うちの子、反抗期がないんです」といった声が聞かれるようになりました。
 そこで、高校教師の経験があり、現在もスクールカウンセラーとして活躍されている、大学教授の先生のアドバイスを参考にして、思春期の親子関係について5回にわたって考えていきたいと思います。
 お子さんが小学校低学年である保護者であれば、この悩みはまだまだ先のこととお感じになるかとは思いますが、少し早めに心の準備をしておくつもりで、気楽に読んでみてください。

 大人へと心身ともに成長する思春期に訪れることが多い「反抗期」。今では保護者となった皆さんも、ある時期に反抗期を迎え、大人や社会などにいらだちを覚えたことがあるのではないでしょうか。そして、保護者を困らせたり、本気で歯向かったりしたことがあったかもしれません。しかし、この時期は、保護者はもちろんですが、子どもにとっても辛い時期です。
 そんな反抗期を、「うちの子もいつか迎えるだろう」と覚悟していたものの、思春期になってもその兆候がない。むしろ、今も保護者の言うことはよく聞くし、本人もよく自分のことを話す・・・。これはこれで悪くはないけれど、「うちの子はこのままで大丈夫?」と、心配されている保護者が見受けられます。
 反抗期を、親離れ・子離れをするための「儀式」だとすると、この「儀式がない」親子関係は、「自立が遅れている」「親子関係が未熟なまま」の状態だと言えます。しかし、反抗期を、親子関係の「結び直し」作業の時期だと考えると、反抗期がなくても特に問題がないパターンがあることがわかります。

 次回は、「反抗期が終わりを迎える過程」についてです。

交通安全推進隊の方との懇談会の中で感じたこと

 昨日は、お忙しい中、引き渡し訓練にご協力いただきまして、ありがとうございました。
 本日〔9月5日(木曜日)〕、ほぼ毎日、北部小学校の児童の登下校を見守っていただいている、交通安全推進隊の方に学校に来ていただき、色々とお話を伺うことができました。
 ご来校をいただいたのは、古市様(渋谷重兵衛交差点)、川崎様(粟野交番前)、そして高岡様(西佐津間踏切周辺)の3名です。 ※( )内は、見守りをしていただいている場所になります。
 まずは、学校を代表して、長年に亘るご尽力に感謝を申し上げました。そして、見守りをしていてのご感想や、どのようなことが気になるか等について、お話をお聞きしました。
 皆様、異口同音に「子ども達の命を守るために、精一杯がんばりたい」と言っていただきました。また、「子ども達とのコミュニケーションを通して、元気をもらっています」とも。
 気になるのは、「縁石の上を歩く子どもがいて、もし転んだりしたら命に関わるので、絶対にやめてほしい」ということでした。また、「子ども達が登下校しているときに、大人が堂々と横断歩道がないところを渡ったりしているので、『子どもが見ているので、やめてください』と注意することもあるんですよ。」と仰っていました。
 また、「挨拶をしてくれる子どももいるのですが、私たちが大きな声で挨拶しても、返ってこなかったり、返ってきたとしても声が小さかったりするのは少し残念です。」とのことでした。
 不審者についてのニュースが報道されることが多くなってきている昨今、「見知らぬ人から声をかけられても相手にしないで、可能な限りその場から逃げるようにしなさい。」と指導していただいているご家庭も少なくないと思われます。また、学校でも、「万が一の場合は、逃げられるように相手との距離を保って話をするようにしましょう。」という指導もしています。
 しかし、交通安全推進隊の方々は、ほぼ毎日、同じ場所に立って見守りをしていただいているので、すでに、お互いが顔見知りになっているのではないかと思われます。児童の個性も違うので、明るく接することができる子どももいれば、恥ずかしくて、挨拶をしようと思っていても、なかなか実行に移せない子どももいると思います。
 無理をすることはありませんが、ぜひ、「おはようございます!」「さようなら!」と一言で構いませんから、お礼の気持ちも込めて挨拶をしてほしいと思います。
 15年以上やられている方は、見守りをしていると、「おじさん、私のことを覚えていますか?あのときは、ありがとうございました。」と言ってくる若者がいるそうです。話を聞いていると、北部小学校の卒業生で、今は、学生であったり、就職をしていたりする若者だそうです。そのときは、「長くやっていて良かったな〜」とつくづく感じるとのことでした。
 挨拶(声掛け)ができているコミュニティー環境は、不審者や犯罪者が嫌がるとも言われています。様々な意味からも、明るい挨拶ができる北部小学校区にしていきたいと思っていますので、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
 改めまして、交通安全推進隊の方々には、これからもご自分の安全には十分に注意されながら、子ども達や地域の見守りをよろしくお願いいたします。

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