最新更新日:2024/05/18 | |
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「生きる力を育てる」子供との関わりとは?
文部科学省では「生きる力」を育てることを新学習指導要領で明記しています。中でも「主体的な学び」を目指したアクティブラーニングが重視されています。アクティブラーニングとは,主体的に学びとること。学んでいく過程も大切にしていくことで子供の「生きる力」を育むとされています。
小学校〜中学校で目指す子供の姿「生きる力を育む」学習とは? 小学校から中学校の学習指導要領における主な目的に「生きる力を育む」学習をしていくことが明記されました。ますます進んでいく国際社会に向け,これまでの学習では身につかなかった様々な視点を持つ子供を育てることが目的です。 具体的には, ・基礎的な知識を実生活の場に活かす力をつける ・思考力・判断力・表現力の育成 ・自ら課題を発見し解決する力を付ける ・コミュニケーション能力を高める ・多様な観点から考察できるようにする ・情報を取捨選択する 「生きる力を育む」関わりとは? 小さなときの関わりが習慣化することで,大きくなってから生活を変えていくよりもスムーズに過ごせるようになります。ですから,保護者の皆様も,可能な限り関わっていただけることが望ましいです。 まずはできることから始めてみましょう。例えば, ・早寝早起き朝ごはん ・お手伝いの習慣化 ・学校であったこと,友達関係など意識して会話をする ・保護者と一緒に様々な経験と学びをする ・日常的な保護者からの働きかけ・声かけ,促しを心がける ・ゲームやテレビの時間など家庭内のルールについて約束事を決める このようなことを継続していくことで,自主性やオリジナリティ,問題解決能力などの土台が育まれるはずです。 ちょっとした心がけ! 保護者ができる具体的な関わりとは? 日常生活の中でちょっと視点を変えてみたり,保護者自身が心がけたりするだけで子供へ刺激ある様々な関わり方ができます。具体的な事例をあげてみます。 〇算数や国語など問題集を解かせるだけではなく,日常生活で算数や国語を使う <例> ・買い物をしながら合計金額を計算し消費税を求める ・街中を散歩しながら「くにがまえ」の漢字を探す ・地図を見ながら目的地までの最短経路を考える 〇ニュースやSNSの話題などを使い,シミュレーションをする <例> ・保護者も子供も一緒にニュースを見てどう捉えたか,感じることや意見を話す ・困っている人を見かけたらどうするか,自分が困った時はどうするかを話す 子供が様々なことに関して選び取ったり,自分の経験や知恵を使って考えたりすることを習慣化できるような関わり方を意識するようにしてみてください。そのような関わりをとおして,子供が自らの考えを述べ,認めてもらえるという経験が大切です。どんな小さな気づきであってもしっかり聞いてあげてください。 |
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