今回の体育祭で一番心配していたのは「熱中症」です。テントも新たに購入しましたが、数に限りがあります。そこで、夏休み中にPTA本部の方々に相談し、大きな遮光ネットを購入していただきました。それを先生方が工夫し、生徒席に日陰が生まれました。風も心地よく、生徒も過ごしやすいようでした。保護者の皆様、ありがとうございました。

　プログラムNo.５、１年生による学級対抗リレーです。２．３年生は昨年度の体育フェスティバルで学級対抗リレーは体験していますが、１年生は全く初めてです。バトン渡しに若干のたどたどしさが見られますが、それだけに「ひたむきさ」がストレートに伝わってきました。

　ここから学年種目が始まります。プログラムNo.６、３年生による棒引きです。男子・女子で交互に対戦しました。男子の対戦の様子です。男子は紅組が勝ちました。

　３年生学年種目、棒引きの女子の様子です。男子もそうですが、正々堂々引き合い、力のこもる熱戦を繰り広げました。美しい対戦の結果は、紅組が勝利しました。どの競技も先生が一緒に喜びを全身で表現しています。

　学年種目が続きます。２年生による「魔法の絨毯」です。練習よりも上手できたところもあり、緊張で失敗してしまったところもあるようでしたが、仲間を励ます歓声がとても心地良かったです。

　最後の学年種目は１年生による「台風の目」です。どのクラスも練習よりも良いパフォーマンスを発揮したようです。実は練習ではなかなか勝てなかったクラスが優勝したと聞きました。どの競技にも、どのクラスにもドラマが生まれるのが体育祭ですね。

　係の動きを追ってみました。先生と協力して、各競技の進行を力強くサポートしてくれました。
上：テントの中に３つの係が活動しています。右手前が救護係。中央が放送係、そして左奥が得点掲示係です。常に緊張感の中で役割を果たしていました。
中：決勝係です。移動は常にダッシュです。
下：招集係です。お陰で競技進行が時間通りでした。

　引き続き係の活動です。
上：得点掲示係が得点板に掲示しています。今回は競技が終わるとすぐに得点が表示されました。まさにリアルタイムでした。
下：道具係です。重いものも頑張って運んでくれていました。
　各委員会で係を担当し、責任を持ってやり遂げてくれました。本当にありがとうございました。

　部活動対抗リレーです。今回の体育祭はコンパクトに午前中のみの開催だったため、着替えの時間が十分にとれず、１走と最後の走者のみがユニフォームを着用しました。ただし、バトンは部活動らしいものを生徒が考えて選びました。
　男女とも２レースずつ行いました。女子のレースの様子です。

　引き続き、女子のレースの様子をご覧ください。

　それでは、部活動対抗リレー男子の部、２レースの様子をご覧ください。

　引き続き男子のレースの様子です。バチバチに対抗意識を燃やし、手に汗握るレースでした。

　カラー種目は全部で３種目あり、１．２.３年生のミックス種目となります。生徒は選択した種目を１週間練習してきました。始めた頃よりはどのチームも成長が見られました。
　プログラムNo.１３「カラー対抗大縄跳び」です。紅組・白組それぞれ２チームずつ計４チームで、回数をより多く跳ぶことを競います。まずは男子の様子です。
　

　「カラー対抗大縄跳び」での女子の様子です。本番は少し風が強くなり、練習の成果が発揮できないチームもあったようです。でも時間いっぱい「一生懸命」を披露した生徒に惜しみない拍手が送られました。

　２番目のカラー対抗種目、「綱引き」です。今さら説明の必要がない、体育祭定番種目です。女子の競技の勇姿をご覧ください。

　カラー対抗「綱引き」です。男子の力業をご覧ください。

　最後のカラー対抗種目は、「カラー対抗リレー」です。１年生から３年生までバトンを繫ぎました。

　３年生にバトンが繋がり、応援も最高潮を迎えました。自席で応援するルールを良くまもていた生徒でしたが、このときばかりは身を乗り出して応援していました。必死に頑張っている人を思いっきり応援する姿。これが行事だなと改めて思いました。

　もっと続いてほしいと生徒は思ったに違いありませんが、紅組・白組の熱戦が終わりました。閉会式での生徒の表情は清々しく、笑顔に溢れていました。その姿は「かっぱえびせん（勝負笑美戦）」のスローガン、そのものであったと思います。閉会式では藤原PTA会長から保護者代表でお話をいただきました。皆様の親御さんとしての気持ちがよく伝わってきました。ありがとうございました。

　新しい体育祭のカタチを示してくれた生徒の皆さん、特にそれを率いた作戦団・応援団のみなさん、本当にありがとう。また、お疲れ様！今日間違いなく、皆さんは人を集団を動かし、大きな思い出を作りました。この経験をぜひ今後にも生かしてください。