鎌ケ谷市立中部小学校

明日は何の日? 1/20

1月20日 大寒
 「大寒(だいかん)」は、「二十四節気」の一つで第24番目にあたる。現在広まっている定気法では太陽黄経が300度のときで1月20日頃。「大寒」の日付は、近年では1月20日または1月21日であり、年によって異なる。「大寒」の一つ前の節気は「小寒」(1月5日頃)、一つ後の節気は「立春」(2月4日頃)。「大寒」には期間としての意味もあり、この日から、次の節気の「立春」前日までである。「小寒」から「立春」前日の「節分」までの約30日間を「寒(かん)」や「寒中」「寒の内」と呼び、「大寒」はその真ん中にあたり一年で最も寒い時期である。この頃に各地で一年の最低気温が記録されることが多い。江戸時代の暦の解説書『こよみ便覧(べんらん)』では「冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也」と説明している。ただし、「小寒の氷大寒に解く」という言葉もあり、「小寒」に比べて「大寒」のほうが暖かい場合もある。この言葉は物事が必ずしも順序通りにいかないことの例えとして用いられる。武道ではこの頃に精神を鍛錬するための「寒稽古」が行われる。また、寒気を利用した食物である凍り豆腐や寒天、酒、味噌などを仕込む時期でもある。「大寒」の朝の水は一年間腐らないとされており、容器などに入れて納戸に保管する家庭もある。この他に、この日に産まれた卵は栄養価が高いなどと言われる。

 二十日正月
正月の祝い納めをして、「小正月」の飾り物を納める日。飾りにつけた団子をこの日に食べる地方もある。この日をもって正月の行事は終了する。正月料理の鰤(ぶり)や鮭もこの頃には頭と骨しか残っておらず、それを汁物や煮物に仕立て、最後のご馳走にして食べることから、西日本の各地では「骨正月」「頭正月」ともいう。他の地方でも、「乞食正月」(石川県)、「棚探し」(群馬県)、「フセ正月」(岐阜県)などと言って、正月のご馳走や餅などを食べ尽くす風習がある。


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