冬日和というべき快晴のなか、２学期の終業式を迎えることができました。体育館の空調工事のため今回もリモートで行いました。工事は１月一杯かかりそうなので３学期の始業式まではがまんです。表彰を行ったあと、このような形で校歌合唱や１学年、２学年、若草学級、３学年の順に代表生徒の話をしてもらいました。小学校と違って生徒がより主体的に活動できたこと、学級という集団が色々と意見を伝え合える場となったこと、立場での努力から学んだことと周囲への感謝、先輩になることへの決意、また個人的に辛かったときに感じた周囲の暖かさ・優しさなど、本当にすばらしい内容でした。

　学校行事は「個より集団」の目標が優先されます。その環境の中で生徒にとってハードルになるのは、「価値観の違い」だと思います。そこに気づきながらも、自分を振り返り、より良い関係づくりに奔走し、目的を実現させようとする。結果よりも過程において見られる目に見えにくい成長です。生徒は４月より明らかに成長していると感じています。冬休みは自分を整える時間でもあります。３学期はあっというまです。特に３年生は次のステージに向かう大事な学期になります。すべての生徒に心と体をしっかりとリセットしてきてほしいと思います。

　保護者の皆様には、この２学期の教育活動についてご理解ご協力をいただきましたこと、感謝しています。本当にありがとうございました。三学期も、新年もよろしくお願いします。