学校日記

今日は何の日? 3/20

公開日
2023/03/21
更新日
2023/03/21

連絡・お知らせ

3月20日 国際幸福デー
 2012年(平成24年)7月の国連総会で制定。国際デーの一つ。「ハピネスデー」や「幸福の日」としても知られる。2012年6月に国連顧問のジェイム・イリエンが提唱し、国連総会で193ヵ国の加盟国が満場一致で、国連決議として採択された。この日を中心として「幸福の追求」をテーマに様々な取り組みが行われる。また、世界がより幸福であるようにと願うとともに「幸福とは何か」について考える日でもある。ブータンでは、1970年代初頭から国民所得に対する国民の幸福の価値を認識し、国民総生産(GNP)に対する国民総幸福(GNH)を目標とする採択がされた。この国民の幸福量を政策の指針とする姿勢は多くの反響を呼び、この国際デーにも繋がっている。物質的な経済成長ではなく、人類の持続可能な発展、貧困撲滅、幸福の追求のためには、より包括的でより公平なバランスの取れた経済成長へのアプローチが必要と考えられている。

 電卓の日
 1960年(昭和35年)に設立された日本事務機械工業会が制定。記念日は1974年(昭和49年)にエレクトロニクス技術を駆使した日本の電子式卓上計算機(電卓)の生産数量が年間1,000万台を突破し、世界一になったことを記念したもの。また、この年は国産の電卓が発売されてちょうど10年目の節目にも当たる。電卓は東京オリンピックが開催された年の1964年(昭和39年)3月に早川電機工業株式会社(シャープ株式会社)が国産初の電卓「CS-10A」を発表し、6月に価格53万5,000円で発売した。この電卓は当時の車が買えるほど高価なものであった。数字入力はフルキー式10桁、表示はニキシ管による20桁表示、ゲルマニウム・トランジスタ530個とダイオード2,300個を含む約4,000点の部品からなり、大きさは420×440×250mmで、重量は25kgもあった。記念日の日付については、早川電機が「CS-10A」を発表したとされる1964年(昭和39年)3月18日に由来して、多くの記念日がある3月の中でも、市場の隆盛を象徴する春の到来を意味し、しかも覚えやすい日ということで3月20日に設定された。

 上野動物園開園記念日
 1882年(明治15年)のこの日、日本初の近代動物園として、「上野動物園」が上野公園内に開園した。当初は1ヘクタールの広さで、水牛・猿・鷲などが人気を集めていたという。入場料は平日が1銭、日曜日が2銭だった。現在、人気のジャイアントパンダのほか、スマトラトラ、ニシローランドゴリラなどの希少動物を含む500種あまりの動物が飼育されている。この日は「開園記念日」にちなんで「動物愛護デー」とされている。また、この日は5月4日の「みどりの日」、10月1日の「都民の日」とともに入園料が無料となる。ちなみに「小学生以下」および「都内在住・在学の中学生」はいつでも無料で、5月5日の「こどもの日」はすべての中学生が無料となる。