明日は何の日? 3/4
- 公開日
- 2023/03/03
- 更新日
- 2023/03/03
連絡・お知らせ
3月4日 ミシンの日
ミシン発明200年を記念して日本家庭用ミシン工業会が制定。日付は「ミ(3)シ(4)ン」と読む語呂合わせから。イギリスのトーマス・セイントが世界で初めてミシンの特許を取得したのは1790年(寛政2年)のことだった。ミシン発明200年は1990年(平成2年)であり、記念日は翌1991年(平成3年)に制定された。また、同工業会は1月から3月を「ミシンの月」としている。ミシンは、織物(布)、皮、紙などを糸で縫い合わせるのに用いられる機械である。日本語の「ミシン」という名前は、裁縫機械の英語「sewing machine(ソーイング・マシン)」の「machine」がなまったもので、「裁縫ミシン」の略が一般化した。その種類は多く、布などを縫うミシンの他に、布の端を始末するロックミシン、畳を縫うミシン、しるし付け用ミシン、縫い糸を使用せずに高熱で溶接する高周波ミシンなど、多種多様である。
バウムクーヘンの日
兵庫県神戸市中央区に本社を置くドイツ菓子製菓会社の株式会社ユーハイムが2010年(平成22年)に制定。1919年(大正8年)のこの日、広島県物産陳列館(後の原爆ドーム)で行われたドイツ俘虜展示即売会で、同社を創業したドイツ人のカール・ユーハイムがドイツの伝統菓子「バウムクーヘン」を出品した。これが日本におけるバウムクーヘンの始まりであった。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。ユーハイムのバウムクーヘンはその「まっすぐなおいしさ」と「こだわりの技術と材料」によって多くのファンを獲得している。2019年(平成31年)に日本のバウムクーヘンは100周年を迎えた。バウムクーヘン(ドイツ語:Baumkuchen)の「バウム」は「木」、「クーヘン」は「ケーキ」を意味し、中心にドーナツ状の穴があり断面に樹木の年輪のような同心円状の模様が浮き出たケーキである。日本人にとっては大正・昭和初期から知られドイツを象徴する菓子の一つと見なされている。