明日は何の日? 3/1
- 公開日
- 2023/02/28
- 更新日
- 2023/02/28
連絡・お知らせ
3月1日 防災用品点検の日
1923年(大正12年)の9月1日午前11時58分、関東大震災が発生した。関東地方をマグニチュード7.9の大地震が襲い、死者・行方不明者14万2800人、家屋全半壊25万戸、焼失家屋44万戸という大災害となった。この日を忘れることなく災害に備えようと、1960年(昭和35年)に9月1日が「防災の日」として閣議決定された。この日を挟んだ8月30日から9月5日の1週間が「防災週間」となっている。「防災用品点検の日」は、防災システム研究所の防災アドバイザー山村武彦氏が制定。関東大震災が起きた9月1日のほか、季節の変わり目となる3月1日・6月1日・12月1日の年4回。この日には全国で防災訓練が実施される。また、個人でも非常用の飲料水・食料・消火器・避難ロープなどの防災用品の点検を実施する日。
マーチの日・行進曲の日
「3月」と「行進曲」が英語では同じ「March」というスペルであることから。3月の「March」は、ローマ神話の「マルス(Mars)の月」を意味する「Martius」に由来する。マルスは「戦と農耕の神」で、「軍神」とも呼ばれる。古代ローマ暦では、新年が3月であり、気候がよくなり軍隊を動かす季節、また、農耕を始まる季節に一致し、そこから3月はマルスを称える月となった。行進曲の「march」は、軍隊などの集団を歩調を合わせ秩序をもって行進させるための音楽を指す。その歴史は古く、文献や絵画などの資料によれば古代ギリシアにまでさかのぼることができる。17世紀の終わり頃、オスマン帝国(トルコ)の軍楽隊は当時のヨーロッパ人に強烈な印象を与えた。オスマン帝国軍が強かったこともあり、これが非常にヨーロッパに流行して、模した作品が数多く書かれ、その音楽は「トルコ行進曲」と言われた。