学校日記

明日は何の日? 12/29

公開日
2022/12/28
更新日
2022/12/28

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12月29日は「清水トンネル貫通記念日」です。 
 1929年(昭和4年)のこの日、1922年(大正11年)に着工した上越線の群馬県と新潟県の間にある清水トンネルが貫通しました。清水トンネルは1931年(昭和6年)9月に開通。全長9.7キロメートルの当時日本最長のトンネルでした。川端康成の小説『雪国』の冒頭「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」は、清水トンネルのことを指します。清水トンネルができる前、東京から新潟へ鉄道で行く場合、長野県(信越線)か福島県(磐越西線)を経由する方法しかありませんでした。信越線経由の場合、途中に碓氷峠という難所があり、急行列車で11時間以上を要しました。清水トンネルの開通によって、距離で約98キロメートル、時間にして約4時間の短縮が図られました。1967年(昭和42年)9月に下り線専用の「新清水トンネル(全長13.5キロメートル)」が開通。1982年(昭和57年)11月には上越新幹線の開業に合わせて、上毛高原・越後湯沢間に「大清水トンネル(全長22.2キロメートル)」が開通。これは1988年(昭和63年)に青函トンネル(全長53.9 キロメートル)が関通するまで世界最長のトンネルでした。