学校日記

明日は何の日? 12/27

公開日
2022/12/26
更新日
2022/12/26

連絡・お知らせ

12月27日は「浅草仲見世記念日」です。
 1885年(明治18年)のこの日、東京・浅草の「仲見世」が新装開業しました。社寺の境内などで、みやげ物などを売る商店街を仲見世(中見世)といいます。特に、東京都台東区・浅草寺の雷門から宝蔵門までの参道(長さ250メートル)の両側につづく仲見世商店街が有名です。
 歴史としては、江戸時代の1685年頃、浅草寺の近隣住民に境内の掃除を役務として課す見返りに、境内や参道上で店を営業する特権が与えられました。これが仲見世の始まりとされています。明治になり、寺社の所領が政府に没収され、浅草寺の境内も東京府の管轄となりました。1873年(明治6年)に浅草寺域は浅草公園に指定され、以前からの特権が仲見世から取り上げられました。1885年(明治18年)5月、東京府は仲見世全店の取り払いを命じ、同年12月に煉瓦造りの洋風豊かな新店舗が完成、近代仲見世が誕生しました。
1923年(大正12年)の関東大震災で赤煉瓦の仲見世は倒壊。その後、鉄筋コンクリート造りの建物として再建されました。現在、商店が立ち並ぶ通りは「仲見世通り」と呼ばれ、東側に54店、西側に35店、合計89店の店舗があります。